ダイエット 停滞②

2019/01/30

<ダイエット 停滞>

③腸内フローラのバランスの悪化

 

腸には、何兆個もの細菌が住んでいて、食べ物の消化、ビタミンの生成、ホルモン分泌量の調整、毒素の排泄といった働きをしている。腸内フローラに不健康な細菌や寄生虫がいたり、酵母菌が多すぎたり、あるいはラクトバチルスやビフィズス菌のような善玉菌が不足している場合、過敏性腸症候群や炎症、さらには長期的な健康不良につながります。腸内のフローラの状態は、食べ物から吸収するカロリーの量、新陳代謝、食欲亢進ホルモン、インスリンに対する感受性などによって決まるという。ちなみに、腸内環境を改善するには、ねぎ、アスパラガス、玉ねぎ、ケール、など、食物繊維やプレバイオテックを多く含む食材を、積極的に取り入れるといいそう。同時に精製炭水化物、砂糖、アルコールの摂取は減らすべし。

 

④睡眠不足

いつも睡眠時間が6~7時間を下回っているようなら、体重が増加する原因になることも。睡眠時間の短さだけではなく、睡眠の質が悪いときや、睡眠時無呼吸症候群といった睡眠障害を持ってる場合に肥満のリスクは上がってしまう。最近の研究で、睡眠不足の体は、食欲抑制ホルモンのレプチンの分泌を減少させ、食欲亢進ホルモンのグレリンを増加させることがわかっている。つまり、睡眠不足になると、高カロリーのものを好んで食べてしまうこうとになるらしい。また疲労は、意思の決定や衝動を抑制する前頭葉の働きを鈍らせ、脳の中枢を刺激することで、ケーキを手にしてしまうなど、体にとって心地いいものを求めるようになるという。眠気を感じる脳は、太る食べ物を欲するだけでなく、何かを抑制することも出来なくなる。そのため睡眠不足が過食と体重増加つながるというのは当然の結果ということに。

 

<ダイエット 停滞>