こんにちは、今日も冬が戻ったかと思うくらいに寒いですが、皆さんお元気ですか?今日は皮下脂肪についてお話いたします。
体の脂肪のつき方には個人差があり、「リンゴ型肥満」「洋ナシ型肥満」と言った見た目による分類をしたりもします。
リンゴ型は内臓の周りに脂肪がついている人で、いわゆるビール腹です。
中年男性に多い内臓脂肪型肥満のことで、内臓脂肪は外からはつまめません。
下半身に脂肪がつきやすい洋ナシ型は女性に多く、下腹やお尻や太ももなどに皮下脂肪がたまる肥満体型のことです。
皮下脂肪は皮膚の下につきますから外からつまむことができます。
臨床的にはリンゴ型の方が高血圧や糖尿病といった生活習慣病にかかりやすく病気になりやすいとされています。
ただ、内臓脂肪の方が皮下脂肪よりつきやすく、その分落ちやすいという性質があり、内臓脂肪は病気のリスクはあるが運動をすれば簡単に落ちるとされています。
○皮下脂肪とは?
皮下脂肪とは読んで字のごとく、皮膚の下についた脂肪のことです。
内臓脂肪と異なるのは外からつまめること。
お腹やお尻、太もものお肉をがっちりつかめるようなら、それは皮下脂肪です。
皮下脂肪にはきちんと存在理由があります。
まず、外と内の断熱の役割をしてくれます。
皮下脂肪がなければ体内の機能は寒さで弱ってしまい、生命活動ができなくなってしまいます。
また、皮下脂肪が女性に多い理由は、妊娠するという生物学上の理由があります。
お腹の赤ちゃんを守るための脂肪なのです。
さらに、授乳ではエネルギーを使うためそれに向けた準備として脂肪を蓄えやすくなるとも言われており、女性のホルモンに関係していることは間違いありません。
ですから、女性に皮下脂肪はつきやすいのは当然です。
ただ、過剰に皮下脂肪があることは問題ですから、外から皮下脂肪をつまんだときにものすごくつかめるという状態はよろしくありません。
【皮下脂肪がつく原因は?】
生きていく上でつくのが仕方ない皮下脂肪ですから、適度な皮下脂肪は問題ありません。
しかし、余分な皮下脂肪は長年の蓄積による「無駄」であることは確かです。
消費されなかったものが積み重なったもの、それが皮下脂肪なのです。
簡単に言うと「カロリーの摂り過ぎ」または「カロリーの消費ができてない」のどちらかが(あるいは両方が)皮下脂肪がつく原因ということなのです。
皮下脂肪を消費していくには、食事制限と適度な運動が一番です
でも、運動の苦手な方や膝、腰が悪い方は運動がなかなかできません
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