夏水太り冷え対策

2018/04/28

夏の水太りと冷え対策

夏はつい水分を過剰摂取しがちです。蒸し暑い場所で運動や作業をする場合は、こまめな水分と塩分補給が必要ですが、一日中冷房の効いた室内にいることが多い現代人は、むしろ水分を摂り過ぎている場合もあります。人によって体温、代謝量、筋肉量、運動量が違うので、必要な水分量も違ってきます。「1日に何リットル飲まなければダメ!」と決めつけず、自分にあった量を飲むようにしましょう。

水を飲んでも飲んでものどがかわく人は、水が全身に巡っていないだけということも。摂り過ぎて水毒になっている可能性があるのでご注意ください。

2. カロリーゼロの水も溜まれば「水太り」します!

「水はカロリーゼロだから、いくら飲んでも太らない」と思っている人が多くいますが、必要以上に水が体に溜まれば「水太り」します。体重の約6割は水なので、2、3日で体重が増えたような場合は、原因は脂肪ではなく水分過多の場合があります。

下腹からポチャポチャ音がしたり、足が太くなったと感じたら、水分を摂り過ぎているサイン!

3. 足腰の筋力低下は水分代謝を悪くする!

ジョギング

運動不足や加齢で足腰の筋肉が衰えると、内臓の血流も悪くなるため、排せつを促す腎臓や膀胱の代謝機能も低下します。そのため、体内の余分な水を排出できなくなるという悪循環に陥り、冷えやむくみを引き起こします。

女性は男性よりも筋肉が少ないので、水毒になる可能性が高い!

水毒を解消する3つの習慣!

水毒解消術1

体を温める「陽性食品」を摂る!

体内の余分な水を排出するには、体を温める必要があります。東洋医学では、体を冷やす「陰性食品」と、体を温める「陽性食品」に分けて考えます。

「陰性食品」は、主に暑い土地原産で、夏が旬、色が薄く、水分が多くやわらかめの食べものです。
例えば、バナナ、スイカ、レタス、キュウリ、白砂糖、バター、マヨネーズ、酢、白米、うどん、牛乳などです。例外的に、コーヒーやカレー、トマトは色が濃いけれど、「陰性食品」です。

「陽性食品」は、主に寒い土地原産で、冬が旬、色が濃く、水分が少なくかための食べものです。
例えば、リンゴ、ゴボウ、ニンジン、ショウガ、海藻、赤身の肉・魚、黒砂糖、玄米、そば、紅茶、みそ、しょうゆ、天然塩、タバスコ、シナモンなどです。

できるだけ「陽性食品」を多く摂る習慣をつけることが大切ですが、ムリしても長続きしないので、例えば「陰性食品」のコーヒーを飲むなら、「陽性食品」のシナモンを入れるとか、「陰性食品」のレタスやトマトのサラダを食べるなら、「陽性食品」の天然塩をかけて食べるなど、陰性に偏らない工夫をしましょう。

石原新菜先生のおすすめは「ショウガ紅茶」

ショウガ紅茶

ショウガ入りの紅茶は、体を温めて体内の余分な水分を排出してくれる代表選手です。ショウガに含まれている「ジンゲロール」は温めることで「ショウガオール」に変わり、冷房で冷えた体を深部から温めて血流をよくしてくれます。それによって腎臓の働きもアップし、余分な水を尿としてスムーズに排出してくれます。アイスティーは内臓を冷やすので、ホットでいただき、甘みがほしいときは、「陰性食品」の白砂糖ではなく、「陽性食品」の黒砂糖を入れるのがおすすめです。

水毒解消術2

夏でも腹巻をしてお腹を冷やさない!

私も腹巻を1年中愛用しています!

水毒でお腹に水が溜まっている人は、お腹がひんやりしています。内臓が冷えると、代謝が悪くなってむくみやすくなります。冷えたお腹を手っ取り早く温めるには、腹巻をつけるのが一番です。「夏に腹巻なんて!」と思われるかもしれませんが、夏は冷房の中で思いのほかお腹が冷えるので、室内にいるときは薄手の腹巻の着用をおすすめします。

水毒解消術3

入浴前にスクワット!

下半身の筋肉の衰えは、体内に余分な水分を溜め込んでしまう原因になります。下半身の筋肉をつけるのに、いつでも簡単にできて効果的なのが「スクワット」です。足を肩幅ぐらいに開いて立ち、両手を頭の後ろに当て、お尻を突き出し、椅子にこしかけるような感じで腰を落とします。この体勢を7秒間キープしたら、ゆっくり元の姿勢に戻ります。これを5~10回繰り返すことから始め、慣れてきたら体調と相談しながら回数を増やしていきましょう。スクワットで汗をかいた後、熱めのお風呂につかって汗をかけば、余分な水分もしっかり排出できます。

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