ハリ・潤い・乾燥肌対策

2018/02/01

「ハリ・潤い・乾燥肌対策」

乾燥する季節、あなたのお肌の調子はいかがですか?乾燥し吹き出物ができやすくなったり、セーターなどの刺激でチクチクかゆくなったり・・。外側からの保湿ケアも大事ですが、体の中から潤いを作り出すことも大切です。食事からの対策方法や乾燥肌を悪化させる食習慣についてお伝えします。

<乾燥肌を防ぐ!うるおう肌を作る食べ物> 健康な肌を作るにはなんと言ってもたんぱく質!美肌によいことで有名なコラーゲンもたんぱく質の一種です。また、コラーゲンを作るのに欠かせないビタミンCと鉄を食事からきちんと摂ることも大切です。他にも肌のうるおいには各種ビタミン、ミネラル、脂質も大きく関わっています。

○たんぱく質:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品 毎食片手一盛くらい食べるようにしましょう。

○ビタミンC:柑橘系、菜の花、ブロッコリー、さつまいも ストレスやタバコで消費されやすく、また水溶性なのでこまめに補給することが大切です。

○鉄:レバー、牛肉、しじみ、アサリ、小松菜 毎月月経のある女性は不足しやすいため、積極的に摂りましょう。

○ビタミンA:レバー、うなぎ、緑黄色野菜 皮膚や粘膜を丈夫にしうるおいを維持します。

○ビタミンB群:肉、魚、貝類、卵、大豆製品 食べたものをエネルギーに変えたり髪や肌に変えたりするため、不足すると肌トラブルがおきやすくなります。

○ビタミンE:かぼちゃ、アーモンド、アボガド 血行を促進し肌の新陳代謝を活発にします。別名、若返りのビタミンとも呼ばれています。

○良質の油:鮭、青魚、えごま油、アマニ油 必須アミノ酸は酸化しやすいのでカラフルな野菜と一緒に食べるのがおすすめ。魚は、生<蒸す<煮る<焼く<揚げる、の順に酸化しやすさが増すので、調理法も意識してみて。

○発酵食品:納豆、味噌、醤油、ヨーグルト、ぬか漬け 腸内環境を整え、便通が良くなると肌の調子も整いやすくなります。

 

<乾燥肌を悪化させる食べ物>

○甘いもの、外食などの糖質や脂質に偏った食事: 過剰に摂った糖質や脂質の代謝にはビタミンB群が消費されるため、乾燥肌を悪化させてしまうかもしれません。

○食前や食後すぐのコーヒーやお茶: タンニンは鉄の吸収を妨げます。飲むなら食後30分は経ってからにしましょう。

○過度なノンオイル生活: 潤いを作るセラミドの材料は脂質です。また、ビタミンAは、油があったほうが吸収も良くなります。

○お酒: アルコールには、ビタミンCやビタミンEの働きを妨げてしまうなど、うるおいに必要な栄養素や水分が浪費されてしまう特徴があります。

乾燥肌を悪化させる食生活を見直して、冬も潤い肌で過ごしましょう

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