血行促進 温活レシピ

2018/03/09

「血行促進 温活レシピ」

3月に入り桜にシーズンといってもまだまだ冷える時期。体の冷えは思いもよらぬトラブルを引き起こすこともあります。原因を知り、体を温める栄養素や食材を取り入れて、体の中から温めましょう。

冷えは、血液の循環を悪くしてさまざまな不調を招きます。頭痛や便秘、下痢、腰痛、肩こり、むくみ、といったものをはじめ、集中力の低下や落ち込み、耳鳴り、めまい、吐き気など、一見冷えと直接関係なさそうな不調も冷えが関係している場合があります。さらにシミ、そばかす、肌のくすみ、目の下のクマ、たるみ、肌の乾燥、肌荒れ、髪のパサツキ、などの美容にも大きく影響するので女性にとっては大問題。冷えを解消することで軽減されることもあり、冷えは万病のもと、言われる理由ですね。

○女性に冷えが多いのは、女性は熱を生み出す筋肉が男性よりも約1割少ないためです。生理サイクルも関係あり、生理になると女性ホルモンのプロゲステロンが増え、体が水分を蓄えやすくなります。それによってむくみが生じると、水分が多くなるため冷えやすくなります。生理がくると血液と一緒に溜め込んだ水も排出されますが、その反面熱も一緒に体外出てしまうので冷えやすくなり、下痢や軟便にもなりやすくなります。女性が快適だと感じる温度は男性より3度高いと言われていますから、女性のほうが寒さや冷えに対して敏感なのも当然と考えられるのです。

○身体を温める温活レシピ

身体を温める食事の基本は、主食(ご飯、パン、麺)、主菜(たんぱく質源)、副菜(野菜や果物)の3つを3食揃えること。朝の低い体温を上げるためには、まず朝ごはんを食べましょう。食べ物を消化するときにエネルギーが発生しますが、一番体を温める作用があるのはたんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)です。熱を生み出す筋肉の材料でもあるので、忙しい朝もできれば口にするようにしたいですね。不足しやすい野菜や果物は、副菜や飲み物で取り入れるのがおすすめ。

<アボガドときのこ、血行を良くするビタミンEの多いアボガドは、食物繊維も豊富。きのこと組み合わせることでさらに食物繊維量がアップします。冷えは腸と密接な関係があります。腸内環境が悪いと便秘になり、便秘になると代謝も血行も悪くなるので、体全体の冷えの原因になるのです。血流と腸内環境に働きかけて冷え対策するのもオススメです。

冷えによる不調を防ぐためにも、冷えやすい女性はとくに、日々の食生活で体を温める栄養素や食材を積極的に取り入れて、体の中から温めることが重要。

「血行促進、温活レシピ」