花粉症&デトックス

2018/03/08

「花粉症&デトックス」

少しずつ気持ちのいい季節になりましたが、花粉症でお悩みの方も多い時期。花粉症の辛い症状に効果的な食材と毒素排泄効果のある白湯の飲み方。即効性となるとなかなか難しいけれど、食材をとおして花粉症の症状を緩和してみては?

<目のかゆみ>目の充血は肝機能の高ぶりによって生じることも多く、血の熱を下げて浄化する働きのあるトマトやセロリを組み合わせたものが効果的。クコの実は血の栄養を高めるので、なんだかしょぼしょぼする・・・というときにも◎

<鼻づまり>薬膳では、鼻づまりは体内の水分代謝が悪い状態のときに起こるとされています。余分な水を軽やかに排出するあさりと、熱をさげてすっきりさせる大根おろしの組み合わせがおすすめ。昆布も体の湿や痰を取り除く作用があると言われていて、体内の水分を調整してくれます。

<肌荒れ>花粉症で肌荒れしてるときは、デトックスと胃腸力を高めるものを。はと麦は余分な水分を排出し、むくみに効果的な食材、さらに最近では美肌食材として注目されています。春菊も余分なものを外に排出し、代謝を上げるとされています。お豆腐は体を潤し、山芋は内臓の代謝を高めて免疫力を高めてくれる効果が期待できます。

<白湯>消化器官の働きが弱いと栄養を十分に消化しきれず、余分な糖やコレステロールなどが毒素として溜まるため、体質の変化や病気の原因になると考えられています。白湯を飲むと体の内側も温まるので消化器官の働きが高まるといわれます。白湯が体の中をきれいに洗い流してくれるため、溜まった毒素を排出しやすくなり、便秘やむくみの改善などに期待できるのです。さらに、体が温まると、血流がよくなり免疫力が高まる効果も見込めます。

白湯に使う水は、できれば塩素を含まないミネラルウォーターなどがおすすめ。飲むタイミングは、起床時や就寝前、3度の食事中など、一日に3回、コップ1杯程度(150cc)を目安に飲みます。特に大切なのは浄化の時間といわれてる朝で、空っぽの体に5~10分くらいかけてゆっくり飲むのがおすすめです。飲みすぎると腸の栄養が吸収される前に出てしまうので一日に飲む量は、コップ5~6杯程度にしましょう。

血の巡りが悪くなったり、内臓の働きが鈍くなったりすることがあります。何だか体がだるい、便秘などでおなかの調子がよくない・・・。そんなときは、白湯を上手に取り入れて!

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